タブレット、活用しています(5年算数)

5年生の算数の授業を見学しました。

 

10倍、100倍、1000倍となった時の小数点の位置について、気づいたことをタブレットのチャット機能を使って、情報交流していました。

 

タブレットの無い時代の授業では、先生が

「気づいたことを発表してください」

と投げかけ、子どもたちは手を挙げて、指名されて発表します。発言をもとに一つ一つ先生が、板書しながら整理していきます。これがスタンダードでした。

 

しかし・・・、今日は、どんどん、タイピングで意見を打ち込んでいます。教室は静かです。タイピングのカチカチという音が響いています。時々、周りの子と相談している声も聞こえます。

 

意見がどんどん、画面上に表れます。グループLINEでどんどん意見を書き込んでいくイメージです。

 

手を挙げて発表するのが苦手な子も、どんどんと意見を書き込むことができます。挙手をして発表するスタイルだと3~4人の発言で終わってしまいますが、今はクラス全員の意見を見ることができます。

 

様々な意見が画面上に表れ、それを見て、また考え方を進化(深化)させたりもできます。デジタルの優位性を生かした授業展開でした。

 

研修主任が中心となって、コミュニケーション能力を生かした学び方の変革を進めています。このスタイルが万能ではありませんが、協働的な学びの一つの形とも言えます。

  • 2025年04月18日 16:45

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